夫と縁を切りたい妻必見!縁を切って自由になるためにすべきこと

夫の浮気、モラハラ・DV、家事育児を手伝わないなどの理由から、夫のことがどんどん嫌いになり、最終的には縁を切りたいと思ってしまっている妻は少なくないのではないでしょうか。
夫と離婚して自由になりたいけれど、経済的なことや子供のことを考えるとなかなか踏ん切りがつかないですよね。
そこで今回は、夫と縁を切りたいと思ったときに考えるべきことや、スムーズに離婚するためのコツなどをご紹介していきます。
また、おまけとして効果があると評判のある全国の縁切り寺もいくつかご紹介しますので、神様にもお願いしてみるといいかもしれませんね。
Contents
夫と離婚して縁を切りたいとまで考える主な理由とは
「こんな些細な理由で夫と離婚したいと思うのは間違っているかな・・・?」と悩んでいる女性もいらっしゃるかもしれません。
まずは、世の中の奥様達がどのような理由で夫と縁を切りたいと思っているのか、代表的な理由をいくつか見ていきましょう。
思いやりが見えなくなったから
結婚した当初は、ご飯を作ってあげるだけで感謝してくれたり、体調が悪かったら気遣ってくれたりと思いやりにあふれていた夫も、結婚生活が長くなると思いやりを感じられなくなることが多いです。
一言、夫から「いつもありがとう」「洗い物、手伝おうか?」などと思いやりのある言葉をかけてくれるだけでもうれしいものなのに、そういった気遣いがなくなると妻の気持ちはどんどん冷めてしまい、「離婚したいな」と思ってしまうのです。
夫の親族とうまくいっていないから
夫の関係には問題がなくても、夫の両親や兄弟たちとの関係がよくない場合も夫と離婚したい、夫の家族と縁を切りたいと思ってしまうでしょう。
特に、嫁姑問題という言葉があるように、姑との関係が悪い場合、離婚して完全に縁を切りたいと考える妻は少なくありません。
モラハラ・DVをするから
夫から身体的暴力、精神的暴力を受けている妻たちは夫と離婚して二度と会いたくないと思っていることでしょう。
モラハラもDVも、基本的には治らないものなので、離婚して縁を切ったほうがいいと考えるのも無理はありません。
結婚前は全くそんな素振りは見せなかったのに、結婚した途端にモラハラ夫化、DV夫化するケースが多く、結婚後に後悔する妻は後を絶たないのです。
夫が浮気したから
夫のことを心から愛していたのに、夫に浮気されて裏切られてしまった経験はないでしょうか。
どんなに夫を愛していても、自分以外の女性と浮気して体の関係を持ったとわかると、気持ち悪くなってしまいますし、愛情も冷めてしまいますよね。
浮気を絶対に許せないと感じると、離婚という選択肢しかなくなってしまうのです。
参考記事:夫(旦那)の浮気調査|自分で浮気調査する方法と探偵に依頼すべき理由
束縛が強すぎるから
結婚しても男友達との関係を続けたいと思っているのに、男友達と食事に行ったり連絡を取り合っていたりするだけで激怒してくる夫もいます。
いわゆる束縛が強すぎる夫は、妻のすべてを管理したいと考えているので、妻は一緒にいるにつれてどんどん息苦しさを感じるようになり、離婚して自由になりたいと思ってしまうのです。
生理的に受け付けなくなってしまったから
悲しいことではありますが、夫のことを生理的に受け付けなくなってしまったために離婚を決意する妻も少なくありません。
昔は格好良くてスマートだったのに、年齢を重ねるごとに髪の毛は薄くなり、太ってだらしなくなり、加齢臭が酷くなると、話すのも嫌になるくらい、夫が嫌になることもあります。
そして、女性は特に、生理的に受け付けなくなったら関わりすら持ちたくなくなるので、離婚して縁を綺麗に切りたいと考えてしまうのです。
お金についての価値観が違いすぎるから
お金は結婚生活にダイレクトに関わってくるため、金銭感覚があまりにも違いすぎると離婚したいと思う妻はとても多いです。
特に、ギャンブルなどのために借金をしていたり、際限なく好きなものを買ったりするタイプの夫だと、妻にも金銭的な大きな影響が出てきてしまうため、離婚して縁を切りたいと考えてしまうのも無理ないでしょう。
また、生活費を渡さないなどの金銭的暴力をしてくる夫もいて、そうなると妻の不満は強くなるばかりです。
自分のことを女として見てくれなくなったから
女性はいくつになっても、女として見てもらいチヤホヤしてほしいと思うものです。オシャレをしたら褒めてほしいし、たまにはエスコートしてディナーに連れて行ってほしいと思いますよね。
それなのに、夫は妻のことを女として見てくれなくなり、他の若い女性にばかり目を向けていると、女として自信を失いますし、夫と別れてほかの男性と幸せになったほうがいいのではと離婚を考え始めてしまうのです。
夫と縁を切りたいと思ったときに考えるべきこと
「こんな夫とは縁を切りたい!」と思ったら、まずどんなことを考えていかなければいけないでしょうか。
夫と縁を綺麗に切って新しい人生を歩んでいくためには、以下のことを順に考えていく必要があります。
法的な離婚について
夫と縁を切って完全に赤の他人になりたいのであれば、やはり法的に離婚して籍を抜くのが一番確実な方法です。
そして、今すぐ夫と離婚して縁を切りたいのであれば、協議離婚がお勧めです。
離婚する方法には、「協議離婚」「離婚調停」「裁判離婚」の3つがありますが、これまで話した内容を離婚協議書にまとめて離婚する協議離婚という方法が時間もお金も節約できる方法です。
また、取り決めの内容についてあなたが主導権を握っていけば有利な条件で離婚することも可能です。
慰謝料請求について
離婚を決意するに至った理由によっては慰謝料請求をすることができます。
夫に浮気された、夫にモラハラやDVを受けていたなどの理由があれば、妻はその受けた精神的苦痛を慰謝料として請求できますので、まずは慰謝料請求するかどうかを考えましょう。
慰謝料請求するのであれば、その証拠となるものが必要となりますので、法的に有効と認めてもらえる証拠を集めて、確実に慰謝料を請求できるような準備をしておくことが大切です。
浮気の証拠やモラハラの証拠はなかなか素人が集めることが難しいので、その場合は探偵など調査のプロにお願いするのが確実ですね。
参考記事:裁判で勝てる浮気の証拠の集め方|法的に有効な証拠と集める際の注意点
子供の親権について
お子さんがいる場合、子供の親権をどちらが取るかも考えなければいけません。親権者を決めなければ離婚することはできず、夫とも縁を切ることができないのです。
一般的に、子どもが幼いほど母親が親権者になる傾向が強いので、妻が子供の親権が欲しいと考えている場合、特に大きな問題はないと考えてよいでしょう。
養育費について
子供の親権を取りたいと考えているのであれば、養育費についてもきちんと考え取り決めを行い、取り決めた内容についてしっかりと書面に残しておくことが重要になります。
厚生労働省が平成28年に実施した「全国ひとり親世帯等調査」によると、おおよそ全体の80%が養育費を支払われていないという結果が出ています。
母子家庭で子供を育てていくのは金銭的にとても大変なことで、多くの妻たちが養育費のことで苦労していますので、離婚する際に養育費についてしっかりと取り決めを行っておくようにしましょう。
不安な場合は、弁護士に相談しながら決めていき、書面に残しておくといいですね。
参照:平成28年度 全国ひとり親世帯等調査の結果|厚生労働省
財産の清算について
夫婦で作り上げた財産があれば、財産分与として離婚する際に清算していきます。財産分与の対象になるものは①現金 ②不動産 ③家具・家電 ④年金 ⑤退職金 ⑥有価証券です。
自分が買って手放したくないものやこれだけは欲しいというものがあれば、離婚を切り出す前にしっかりと決めておきましょう。財産分与で有利なものを手に入れて離婚することができれば、新しい一歩をスムーズに踏み出せるでしょう。
夫と完全に縁を切りたかったらお金について綺麗にするべし!
「金の切れ目が縁の切れ目」ということわざがあるように、夫と完全に縁を切りたいと思っているのであれば、お金の縁を切っていくことを考えていくのがいいでしょう。
例えば、夫に浮気の慰謝料を請求したいと考えている場合、こちらは200万円を請求しているのに夫が150万円しか払えないと答えた場合、200万円にこだわらず150万円ですんなり承諾してその金額をきっちり払ってもらうほうが縁を切るという意味ではいいです。
逆に、結婚式や新婚旅行にかかった費用を、当時夫が負担した場合、離婚する際に妻に請求してくるケースもあります。その場合は、無理のない範囲で支払うことでお金のしがらみが1つ減っていき、縁も次第に切れていきます。
ただ、お子さんがいて親権を妻が取るのであれば養育費については定期的に支払ってもらわなければいけません。養育費は子供の成長に必要です。
養育費について後々揉めないように、離婚する際にお互いに納得のいく形で決定していくようにしましょう。
子供がいる場合は面会について慎重に考える
夫とは二度と会いたくないし、縁を完全に切りたいと思っていても、お子さんがいる場合は簡単にはいきません。
子供は夫婦二人の間にできているので、縁を切るのは自分と夫であり、父親と子供は親子なので別問題と考えてあげるのがいいでしょう。
そもそも離婚後も夫には子供と面会する権利がありますので、それを理由なく拒絶してしまうと夫から法的手段を取られてしまう恐れもありますので、面会については離婚の際に慎重に取り決めていかなくてはいけません。
もし、どうしても縁を切って元夫とは会いたくない、話したくない、顔を見たくないという場合は、面会交流時に第三者組織が連絡を取り合ったり待ちあわせ場所にまで連れて行ったりしてくれるシステムもありますので、うまく活用するといいでしょう。
縁を切りたい夫との離婚をスムーズに進めるためのコツ
夫と縁を切るためには離婚をスムーズに進めていくことが大切です。離婚する際に不必要に揉めてしまうと、腐れ縁になって縁をきれいさっぱり切れなくなってしまいます。
ここでは、離婚をスムーズに進めていくためのコツをご紹介していきます。
浮気の証拠を集める
夫が浮気している可能性がある場合、浮気の証拠を集めておくことが重要です。慰謝料請求の際にも必要になりますし、財産分与の際にも有効に使うことができます。
ただし、法的に浮気とは肉体関係を持ったことを指すので、裁判で使える証拠は肉体関係を証明できるものでなければいけません。
肉体関係を持った証拠はなかなか素人では掴むことが難しいと思いますので、探偵に浮気調査を依頼するのが確実でしょう。
参考記事:【浮気調査の料金相場】探偵に依頼したときの相場と抑えるコツ&実際の料金例
DVやモラハラの証拠を集める
DVやモラハラを受けている場合は、それらの証拠を集めておくことも必要です。DVは肉体的な暴力なので、打撲や骨折などがあればすぐに医師に相談して診断書を書いてもらいましょう。
また、モラハラについては言葉による暴力なので、なかなか証明するのが難しいのが現状です。まずは、日記を書いたり、暴言を吐いているところを録音しておいたりして証拠を集めておきましょう。
証拠の集め方が分からない場合や確実な証拠が欲しい場合は、やはり調査のプロである探偵に依頼するのが安心ですね。
離婚に強い弁護士に相談する
離婚は当人同士の話し合いでもすることができますが、万が一揉めたときのために、離婚に強い弁護士に相談することをお勧めします。
弁護士が間に入ってくれれば、話し合いもスムーズに進められますし、有利な条件で離婚することもできるでしょう。
案外効果あり!?全国のお勧め縁切り寺
最後に、全国の縁切り神社・縁切り寺を紹介していきます。
縁切りというとネガティブなイメージを持ってしまうかもしれませんが、悪い縁を絶ち切って素晴らしい良縁を招き、幸せに導いてくれるというポジティブな意味もあるんです。
夫とスムーズに縁を切って、新しい人生を歩んでいくために、悪縁を絶ち切るパワーを持った神様に手助けをお願いしてみるのもいいかもしれませんよ。
京都府 安井金毘羅宮
京都市東山区にある安井金比羅宮は「縁切り神社」とも呼ばれている人気パワースポットです。
縁切りだけでなく、良縁にも効果があると言われていて、いつも行列ができるほど人気のスポットなのです。ここの神社にお参りして、悪縁を切って良縁を呼び込みましょう。
群馬県 満徳寺
群馬県の太田市にある満徳寺は、江戸時代の幕府公認の縁切り寺として有名です。現在でも縁切りや縁結びスポットとして多くの人が参拝しに来ています。
幕府公認というだけあって、信頼性がありそうですね。
栃木県 門田稲荷神宮
足利市八幡町にある門田稲荷神宮は、日本一の縁切り神社として有名で、全国各地から多くの人たちが足を運んでいます。
男女の縁切りだけでなく、病気や賭け事、事故、タバコやお酒などとの縁を切る御利益があるとも言われています。
東京都 於岩稲荷陽運寺
東京都の新宿にある於岩稲荷陽運寺も縁切りスポットとして有名です。
東京都内最強の縁切り神社としても名高いこちらの神社では、ただ悪縁を断ち切るだけではなく、良い縁を結ぶこともできると言われていますので、夫と縁を切った後、素敵な出会いをお願いするといいかもしれませんね。
まとめ
今回は、夫と離婚してすっきり縁を切りたいという女性たちのために、スムーズに離婚するためのコツや離婚するうえで準備するべきこと、そして縁切りスポットについてご紹介してきました。
離婚についての予備知識があれば、離婚後のあなたの生活だけでなく子供の生活も守ってくれるでしょう。
離婚するときに後悔しないよう、しっかりと準備をしてから離婚を進めてくださいね。