オンラインゲームで夫・妻が浮気?ネトゲが浮気につながる6つの理由

コロナで外出自粛を求められている中、オンラインゲームにハマっている方も多いのではないでしょうか。
オンラインゲームは、様々な人とつながりながらゲームができるため、子供から大人まで幅広く愛されています。
しかし、オンラインゲームが浮気につながるものだとしたら、それは大問題ですよね。実は、最近オンラインゲーム内での浮気に関するご相談が増えてきているのです。
そこで今回は、オンラインゲームが浮気につながりやすい理由やオンラインゲームでの浮気を見破るコツ、そして浮気したパートナーや浮気相手に慰謝料請求したい場合に知っておくべき知識についてまとめていきます。
Contents
オンラインゲームが浮気につながりやすい6つの理由
「オンラインで浮気するなんてありえるの?」
と半信半疑の方もいらっしゃるでしょう。しかし、実際にオンラインゲームで浮気している人は増えてきています。
オンラインゲームが浮気につながりやすいのには理由があるのです。
ゲームという共通の趣味があるから
恋愛に発展するうえで、共通の趣味があることは重要な要素ですよね。オンラインゲームは、そもそも共通の趣味を持っているところからスタートしますので、すぐに打ち解けて盛り上がることができます。
オンラインゲームで一緒にプレイしていると、話題に事欠きませんし、会話がどんどんふくらんでときめきを感じる瞬間も出てくるのです。
ゲーム内の困難を一緒に乗り越える一体感があるから
オンラインゲームでは、プレイヤー同士が相談しあったり協力し合ったりしてゲーム内の困難を乗り越えていきます。
オンラインゲームをやりながらチャットで話をしたり、アドバイスをもらったりして2人で一緒に協力してクリアできたと感じると、大きな達成感を得られますし、相手との一体感も味わうことになるでしょう。
オンラインゲームでのプレイを通して恋心のような特別な感情を抱きやすいのです。
始めることに罪悪感がないから
オンラインゲームでの浮気が増えてきているのは事実ですが、一般的に「オンラインゲーム=浮気」とは思わないですよね。
マッチングアプリのようにパートナーがいるのに利用したら明らかに浮気だととらえられるものは始めることに罪悪感を持ちますし、パートナーから怪しまれてしまいますが、オンラインゲームであれば、始めることに罪悪感を抱きません。
「浮気するためにオンラインゲームをしているわけじゃないから」という、始める上での心理的なハードルが低いことも結果的に浮気につながりやすくなっているのかもしれません。
メッセージやボイスチャットで親密になる機会が多いから
オンラインゲームにはチャット機能が搭載されているのが一般的で、プレイヤー同士でゲームの戦略を立てたり、ときには普通の雑談をしたりします。
そして、オンラインゲーム上のチーム全員とチャットできるチャットルームだけでなく、2人だけで話ができるいわゆる密室状態のチャットルームを作ることもできます。
また、マイクをつけて音声でやり取りできるボイスチャット機能もついているため、声を聴いているうちにお互いに親近感を持ちやすく親密になる機会が多いことも浮気につながりやすい原因です。
オフ会などで顔を合わせることもあるから
ゲームをしながら仲良くなってくると、時にオフ会といって、直接顔を合わせることが出てきます。
オンラインゲームをしている中で、気が合うなと感じている相手に直接会ったとき、その人の見た目がタイプだったり、直接会ってみてさらに話が盛り上がったりすると、恋に発展する可能性が高いでしょう。
また、もともとは浮気するつもりがなかったとしてもオフ会でお酒を飲む場があると酔った勢いで体の関係にまで発展することもあります。パートナーがオンラインゲームのオフ会に参加すると言ってきたら、要注意と考えたほうが良いですね。
浮気しているのがバレにくいから
オンラインゲームでの浮気が増えているものの、最初から浮気目的でオンラインゲームを始める人は多くはありません。
そのため、本人ですら浮気をするつもりがないので、浮気に発展していても見破るのは簡単ではないでしょう。
また、実際に会うようになるまでは、オンライン上でチャットしたり電話したりするだけなので、デート代もホテル代もかからないため、お金の面から怪しむこともできません。あなたからしてみれば、家にいてずっとゲームをしているだけのパートナーがまさかオンライン上で浮気しているとは想像しないと思いますので、浮気がバレにくいのです。
オンラインゲームでの浮気を見破るコツ
オンラインゲームは、浮気に発展しやすいうえに浮気に気が付くのが難しいという厄介な性質があります。
では、オンラインゲームでの浮気を見破るにはどうしたらいいのでしょうか。
オンラインゲーム中にやり取りしているメンバーを確認する
パートナーがオンラインゲームをしているとき、ゲームに興味を持ったふりをしてオンラインゲームの画面を見せてもらいましょう。
そして、オンラインゲームを一緒にやっているメンバーをチェックしてみてください。異性がどのくらいいるのかを確認し、やりとりが多い特定の相手がいないかどうかも見てみるといいでしょう。
そしてさりげなくメンバーの中に浮気相手になりそうな人物がいないかどうかチェックしてみてください。
また、オンラインゲームの画面やチャットを見せてもらえなかったり、見せるのを極端に嫌がったりした場合は、オンラインゲーム上で浮気している可能性が高いと判断できます。聞いた時の反応自体が浮気発見のヒントになるかもしれません。
チャットの履歴を確認する
オンラインゲームをするうえで、チャットはとても重要なツールです。チャット上でどのようなやり取りをしているのか、チャットで頻繁にやり取りしている相手がどんな人なのか聞いてみるといいですね。
頻繁にチャットのやり取りをしている相手について、「どんな人なの?女性?」などと聞いてみてそのときのパートナーの反応を見てみるのも浮気を見抜くうえで重要です。
チャットの内容から少しでも親密具合を察知できたら、その人物と浮気している、もしくは今後浮気に発展する可能性があると考えて注意してみるといいでしょう
自分もオンラインゲームをやりたいと言ってみる
オンラインゲームを楽しんでいるパートナーに対して
「私もオンラインゲームやってみたい!」
「やり方がわからないから教えてほしい!」
と言ってみましょう。
パートナーが浮気しておらずやましいことがなければ喜んで一緒にオンラインゲームをやってくれるでしょう。妻(もしくは夫)としてオンラインゲームのメンバーに紹介してくれるかもしれません。
しかし、もしオンラインゲームの仲間と浮気している場合は、あなたからの提案を拒否したり嫌がったりするはずです。もしそのような態度を取ってきたら、オンラインゲームの中で浮気していると疑ったほうがいいでしょう。
オンラインゲームでの浮気は浮気と見なされる?
オンラインゲームでの浮気に関しては様々な意見があると思います。
「オンラインで直接会っていないから浮気ではない」という寛大な考えの方もいるでしょう。では、法律上はオンラインゲームでの浮気は浮気と見なされるのでしょうか。
オンラインゲームでのやりとりだけではダメ
結論、オンラインゲーム内のやり取りだけでは浮気としてみなされません。
たとえ、チャット内で
「君のことを愛している」
と言い合っていても浮気を疑うきっかけにはなりますが、それ自体は浮気と見なされることはないのです。
肉体関係を持った証拠を掴む必要がある
法律上、浮気と見なされるためには肉体関係を持っていたことを証明できなければいけません。
つまり、オンラインゲーム上だけで完結している場合は浮気と言えないのです。ただ、オンラインゲームで知り合った相手と会ってラブホテルに出入りしているところを証拠に取れればそれは立派な浮気として認めてもらえます。
肉体関係を持ったことを証明できる証拠があれば、慰謝料請求もできますし、離婚する場合は財産分与など有利な条件で進めることもできます。
困ったときは探偵に調査を依頼する方法も
浮気の証拠集めは素人ではなかなか難しいです。特に、肉体関係を持ったことを証明するためにはラブホテルに出入りする二人の写真や動画、浮気相手の自宅に出入りする二人の写真や動画をおさえなければいけません。
もちろん、二人の顔が鮮明に写っているものでなければ意味がありませんので、相当なスキルと労力が必要になります。
浮気の証拠集めに困ったら、プロの探偵に浮気調査を依頼する方法がお勧めです。
参考記事:裁判で勝てる浮気の証拠の集め方|法的に有効な証拠と集める際の注意点
参考記事:【浮気調査の料金相場】探偵に依頼したときの相場と抑えるコツ&実際の料金例
オンラインゲームで浮気したパートナーや浮気相手に慰謝料請求するためには
オンラインゲームだろうが浮気されたらパートナーや浮気相手に慰謝料請求したいと考える方が多いでしょう。
オンラインゲームでの浮気に対しても慰謝料請求はできるのでしょうか。
ゲーム内の交流だけでは慰謝料請求できない
すでにお伝えしたように、オンラインゲーム上でのやりとりだけでは、法律上浮気と認められることはできません。そのため慰謝料請求することもできません。
慰謝料請求するためには、オンラインゲームで知り合った相手と肉体関係を持ったという証拠が必要になります。
肉体関係を証明できなければいけないので、オフ会で浮気相手と会っているだけだったり、食事やデートをしているだけだったりしても、慰謝料請求は認めてもらうことができません。
ゲームにはまりすぎて結婚生活が破綻しているケース
法律上、浮気が認められない場合でも慰謝料請求できるケースがあります。それが、オンラインゲームにはまりすぎて結婚生活が破綻しているとみなされるケースです。
たとえば、オンラインゲームの浮気相手に夢中になりすぎて、家では夫婦の会話がない、家事や育児を全く手伝わない、オンラインゲームにお金をつぎ込んで家計を圧迫しているというような状況の場合です。
このような状況になっていれば、民法で定められている離婚事由「その他婚姻を継続しがたい重大な事由」に該当する可能性があり、そうなればパートナーに対して慰謝料請求できる可能性があります。
ただし、浮気相手に対しては肉体関係の証明ができない限り慰謝料請求はできません。もし、パートナーとの離婚を考えていないのであれば、家庭内で慰謝料のお金が移動するだけなので、あまり慰謝料請求する意味がないかもしれません。
参考記事:浮気した夫と離婚しないけど慰謝料請求したい!慰謝料相場と請求手順
行き過ぎたオンラインゲームから円満な夫婦関係を守るためには
オンラインゲームがきっかけで夫婦生活が破綻してしまったら悲しいですよね。
できれば、円満に夫婦の関係をやり直したいはずです。そこでこの章では、オンラインゲームから夫婦生活を守るためのコツをご紹介していきます。
オンラインゲームを辞めてほしいと話し合ってみる
オンラインゲームにハマっている本人からすると、相手に迷惑をかけている意識も嫌な思いをさせている意識もありません。
ですので、一度夫婦でしっかりとオンラインゲームについて話し合ってみてください。そして、オンラインゲームを辞めてほしいというあなたの気持ちをはっきりと伝えてみてください。
オンラインゲームの利用に関する夫婦のルールを作る
オンラインゲームを辞めてほしいと頼んですぐに了解を得られれば問題ありませんが、おそらく「うん、わかった、辞めるね」とはならないでしょう。
もし、オンラインゲームを辞めてもらうことが難しいとなった場合は、オンラインゲームの利用に関するルールを作ってみてください。
・オンラインゲームは1日1時間まで
・家事の手伝いをしてからしかオンラインゲームはしてはいけない
・休みの日はオンラインゲームではなく夫婦の時間に使う
など、二人で話し合って納得できるルールを作ってみてください。
完全にオンラインゲームを禁止してしまうと不満がたまって夫婦関係に悪影響を及ぼす可能性が高いので、お互いに納得できる形でオンラインゲームと付き合っていくといいでしょう。
夫婦で共通の趣味を見つける
オンラインゲーム以外に夫婦で打ち込める趣味を見つけるのもいいですね。
オンラインゲームで赤の他人と関わっているよりもパートナーと一緒に趣味を楽しんだほうがいいと感じてもらえれば、自然にオンラインゲームよりも夫婦の関係を優先してくれるようになるでしょう。
まとめ
オンラインゲームで浮気をしているという相談は増えてきているのが事実ですし、これからの生活様式を考えると、今後もオンラインゲームの浮気は増えていくでしょう。
「たかがゲーム」と甘く考えていると、気が付いた時には浮気が進行して取り返しのつかないことになってしまう危険性もあります。
浮気は早期発見と早期対処が重要です。少しでもパートナーの浮気が怪しいと思ったら、早い段階で探偵に相談しておくのがいいですね。