夫が浮気を認めないのはなぜ?その理由と認めさせるために必要なこと

どう考えても浮気している様子の夫・・・。
スマホの画面をチラッと見たら浮気相手と思われる相手からLINEのポップアップが・・・。
それなのに、覚悟を決めて夫を問い詰めたら「浮気なんてしていない」の一点張りでまったく非を認めようとしなかったという経験はありませんか?
明らかに浮気しているのに、なぜ夫は浮気を認めようとしないのでしょうか。そして、浮気を認めさせるにはどうすればいいのでしょう。
今回は、夫が浮気を認めたがらない理由や、認めさせるために必要なことについて見ていきます。また、夫が浮気を認めた後に取るかもしれない行動についても解説していきます。
夫が浮気を認めない理由
夫が浮気を認めたがらない理由は以下のうちどれかと考えていいでしょう。
離婚はしたくないから
男性はいくつになっても若くてキレイな女性が好きですので、ついつい欲望に負けて浮気してしまったということもあるかもしれません。
そのようなケースの浮気の場合、夫は妻や家族のことが大切で浮気相手のことはただの遊びだと考えています。
そのため、浮気を認めて離婚されるリスクを考えて、絶対に浮気を認めようとしないのです。
慰謝料を払いたくないから
離婚したい、離婚してもいいと考えている夫でも慰謝料を払いたくないと考えている場合は浮気を認めようとしません。
浮気したことを認める=慰謝料を払わされる
と認識している男性も少なくないので、自分に不利な条件で離婚を進められたくない、慰謝料を払いたくないという魂胆から浮気していることは認めないでしょう。
証拠がなければ隠し通せると思っているから
「バレなきゃ大丈夫」と浮気を軽く考えている夫も浮気していることを認めません。
確固たる証拠を突き付けられれば認めるでしょうが、LINEやメールのやり取りくらいでは「ただ仲良くLINEしていただけ」「体の関係はない」「仲の良いただの後輩だ」などと言い逃れされてしまいます。
体裁が悪くなるから
男性にとって、社会における地位と名誉はとても大切なものです。
毎日必死な思いで働いて今の地位と名誉を築き上げてきたのに、浮気していることを認めてしまったら、それが地に落ちしてしまうことを自覚しているため、絶対に浮気を認めないでしょう。
浮気相手を守りたいから
妻としては腹立たしい以外の何物でもないですが、浮気相手のことを守りたいがゆえに浮気を認めないケースもあります。
妻としては、離婚する場合も離婚せず夫婦関係をやり直す場合も、浮気相手には慰謝料請求するケースがほとんどです。
そのため、自分が浮気を認めてしまったら、愛する浮気相手に経済的な負担がかかってしまうと考えて、浮気を認めたがらないのです。
妻を傷つけたくないから
妻のことを大事には思っているが、浮気相手のことも好きになってしまった・・・という優柔不断なタイプの夫は、妻を傷つけたくないという思いから、浮気を認めないこともあります。
ただ、妻のことを想っているようですが事実浮気しているのであれば、結果的に妻を傷つけています。
しっかりと夫に浮気を認めさせ、反省させて浮気相手ときっぱり別れさせることが重要です。
浮気を認めさせるために必要なこと
慰謝料請求するにしても、離婚するにしても、夫婦関係を根本的に改善するにしても、夫に浮気を認めさせなければ、一切の進展が見込めません。
どのように浮気を認めさせればいいのでしょうか。
浮気の物的証拠を押さえる
まずは、浮気していることを決定的にする証拠を押さえます。
法的に有効な証拠を押さえれば、言い逃れされることはありません。反対に、浮気している証拠もないのにそのまま議論をしてしまうと、離婚を迫られるなど、あなたが不利になることもあるので要注意です。
参考記事:裁判で勝てる浮気の証拠の集め方|法的に有効な証拠と集める際の注意点
証拠を提示して論理的に話し合う
証拠が揃ったら、いよいよ話し合いです。
物的証拠があるので、認めないということはあまり考えられませんが、夫婦関係をやり直したいと考えているのであれば、話し合いを冷静に論理的に行うことが大切です。
浮気された悲しみと怒りから、ついつい感情的になってしまいがちですが、口論にならないよう、冷静を保って話し合うように意識してください。
第三者を加えて話し合う
二人だけで話し合っていてもなかなか浮気を認めない場合は、第三者を加えて話し合うことも効果的です。
客観的な立場から話し合いを聞いてもらい、助言をしてもらえれば夫も認めざるを得なくなるでしょう。
二人をよく知っている人に立ち会ってもらうのが一番いいのですが、もしそのような人に頼めないという場合は、探偵や夫婦カウンセラーに相談して立ち会ってもらうことも可能です。
浮気を認めた後に夫が取りうる行動
浮気を認めない夫と向き合っていると、浮気を認めさせることだけに集中してしまいますが、認めた後に夫が取りうる行動についても事前に把握しておくことがとても大切です。
夫に浮気を認めさせることはできたけれど「こんなことになるはずじゃなかった!」「望んでいた結末じゃない!」と後悔する可能性もありますので、慎重にいきましょう。
改心して妻の元に戻ってくる
多くの妻が望んでいるであろう行動ですよね。
浮気の証拠を突き付けられて認めざるを得なくなったら、浮気したことを認め、妻に謝って改心し、二度と妻を裏切らないと心に決めてくれるケースもあります。
離婚を請求してくる
浮気相手に惚れこんでいる場合は、浮気を認めたあとに離婚請求してくることも考えられます。
離婚したくない妻としては避けたい事態ですよね。ただ、法的に有効な証拠を持っていれば、離婚拒否をすることができますので安心してくださいね。
また、もし離婚してもいいと考えている妻にとっては好都合でしょう。浮気を認めたうえでの離婚なので慰謝料を請求できます。納得のいく金額を請求するようにしましょう。
参考記事:浮気した夫と離婚しないけど慰謝料請求したい!慰謝料相場と請求手順
開き直って浮気を堂々と続ける
一番タチの悪いパターンが、開き直るケースです。
妻にバレたし、いちいち隠す必要もないと開き直って堂々と浮気を続ける夫も中にはいます。こうなると、仮面夫婦になるしかありませんし、家庭内の雰囲気も悪くなるので子供がいる場合はなおさらよくありません。
もちろん、妻であるあなたも精神的に辛くなると思いますので、浮気の証拠をもって離婚請求と慰謝料請求をおこなったほうが賢明だと思います。
離婚したくないのに離婚したいと言われたら・・・
あなたは離婚したくないのに、浮気を認めた夫から離婚したいと言われてしまったらどうすればいいのでしょうか。
離婚したくない場合は離婚届不受理届を提出する
経済的な理由や気持ちの面から、浮気されても離婚はしたくないという方は多いと思います。
そんなときは、離婚届不受理申出を行ってください。
役所に申し出ておけば、夫が仮に勝手に離婚届を提出しに来たとしても、離婚届が受理されませんので、あなたの知らない間に勝手に離婚が成立していたという事態を防ぐことができます。
離婚を回避するためには浮気の証拠が必要!
相手がどうしても離婚したがっていて、離婚裁判になったとしても、夫が浮気していたという法的証拠があれば、離婚を正式に拒否することができます。
離婚したくない場合にも、浮気の証拠はとても役に立つのです。
参考記事:浮気されても夫と離婚したくない!その理由と離婚しないために必要な事
まとめ
離婚して慰謝料請求する場合も、離婚したくない場合も、法的に有効な証拠を手に入れておくことはとても重要であるといえます。
ただ、法的に有効な浮気の証拠は、肉体関係を複数回持っていることを証明できるものでなければいけないので、素人が自力で入手することはかなりハードルが高いです。
確実な証拠を集めるためには、浮気調査のプロである探偵に依頼するのがベストでしょう。夫にバレることなく確実になおかつ短期間で証拠を掴んでくれるはずです。
浮気調査するべきかどうか迷ったら、一度探偵事務所で話だけでも聞いてみることをお勧めします。依頼するしないに関わらず、無料で相談に乗ってもらえますので、きっと気持ちが軽くなりますよ。