自分で尾行して浮気調査するのは可能?バレないコツと難しさの理由

浮気調査と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、ターゲットを尾行することではないでしょうか。
ズバリ、浮気調査の基本はやっぱり「尾行」です!
尾行することで、ターゲットが本当に浮気しているのかどうか、浮気相手が誰なのか、どこに住んでいるのか、などを突き止めることができます。
浮気調査において尾行することは必要不可欠なのです。
しかし、浮気調査を自分でするのはかなり難易度が高く、証拠を掴むのも至難の業でしょう。
そこで今回は自分で尾行することがなぜそれほど難しいのか、相手にバレずに上手に尾行するコツはあるのか、について解説していきます。
Contents
自分で尾行するのが難しい理由
特殊な訓練を受けていない素人が自力で尾行するのは難易度がかなり高いのですが、なぜそれほど自分で尾行するのが難しいのでしょうか。
ターゲットを見失いやすい
尾行に慣れていない素人が尾行すると、かなりの確率でターゲットを見失います。
信号待ちで引っかかってしまったり、ターゲットが途中でタクシーに乗ったり、予想外の行動を取られたりした場合は、尾行を続けるのが難しいのです。
一度見失ってしまったらそこで浮気調査は継続できなくなるので失敗に終わってしまいます。
ターゲットにバレやすい
自分ではバレないように気を付けていたとしても、案外パートナーには些細なことから尾行されていると気が付かれてしまいます。
あなたの足音や咳などから近くにいることが勘づかれてしまうことも多いのです。
もしパートナーが浮気しておらず、あなたの勘違いだった場合は夫婦関係が悪化し、離婚の引き金になることもあります。
バレる可能性を考えると、自分で尾行するのはリスクが高すぎる行為だといえるでしょう。
違法行為を行ってしまう可能性がある
尾行をいつするのかを決める際、浮気相手と会うであろう日時に実施したいと考えるのが普通ですよね。
そして、そのためにはLINEやメールなどのやり取りを盗み見る場面も出てくるかもしれません。
しかし、スマホを許可なく勝手に盗み見ることは違法行為に当てはまります。
さらに、尾行中に浮気相手のマンションや家の敷地内、駐車場などに無断で入ってしまうと、住居侵入罪や建造物侵入罪に該当してしまう恐れもあるのです。
尾行はできても証拠写真などの撮影はかなり困難
仮に、ターゲットにバレることもなく、見失うこともなく尾行できたとしても、浮気の証拠となる決定的な証拠写真を撮影することはさらにハードルが高いです。
そもそも尾行する理由は、浮気の証拠となる写真や動画を撮影することですので、証拠写真が撮れなければリスクを冒してまで尾行する意義が薄くなってしまうでしょう。
自分で尾行するときのバレないコツ
自分で尾行するのはかなり難しいということはすでにお伝えしましたが、
「それでも自分で尾行して証拠を掴んでやる!!」
という方のために、この章では尾行の際にバレないコツをお教えいたします。
軽く変装して雰囲気を変える
パートナーを尾行するときは、必ず軽く変装して雰囲気を変えてください。
香水を普段つけている方であれば、匂いからバレてしまうので、普段は絶対つけない香水をあえて付けてみるのもありでしょう。
また、変装しすぎて怪しくなると逆に目立ってしまうので、「適度な変装」がベストです。
ターゲットとの距離をしっかりと取る
尾行に集中しすぎて、ターゲットを見逃さないと躍起になっていると、気が付かないうちにターゲットとの距離が近くなってしまいます。
見失わない程度に、しっかりと一定程度の距離はあけるように意識しましょう。
視線をターゲットから定期的にずらす
尾行をしていると、「見失ってはいけない!」という意識が強くて、視線を送り続けてしまいがちです。尾行に慣れていないと特にターゲットを見続けてしまうでしょう。
しかし、ターゲットを見続けると、誰かに見られているというのを感じ取られてしまい、尾行がバレてしまいます。
看板や車などの物陰、死角をうまく利用して視線を定期的にずらすように意識するといいですね。
協力者と一緒に尾行する
一人よりも複数人で尾行したほうが、ターゲットにも周りの人にも怪しまれずに尾行できます。
交代で見張ることで、ターゲットに視線を感じにくくさせることができるのです。
ただし、誘う協力者はできればあなたと同性のほうが安全です。異性だと、尾行がバレたときに「お前も浮気しているんじゃないか」と逆に疑いをもたれてしまうリスクがあります。
車やバイクを使って尾行するときの注意点
パートナーが車を所持している場合、浮気相手とのデートに車を使うことも多いです。
その場合はもちろん、尾行するこちら側も車やバイクを使って尾行すると思いますが、徒歩や電車での尾行とは違った注意点があります。
混雑時は車での尾行は見失いやすい
道が混んでいるときの尾行は難易度が高く、かなりの確率ですぐに見失ってしまいます。
そんなときはバイクでの尾行がおすすめです。抜け道も使いやすいため、先回りすることもできるでしょう。
土日や祝日などに尾行する場合はバイクを使ったほうが良いですね。
自家用車はすぐにバレる
当たり前ですが、自家用車を尾行に使うのは絶対にやめてください。
パートナーの見覚えのある車なわけですから、当然意識もいきやすくなり、その車が常についてきているのであれば「尾行されているのでは?」とすぐにバレます。
友人の車を借りるか、レンタカーを借りるようにしてください。できれば、色は目立つ色や珍しい色は避けて選んでくださいね。
空いている道路の場合はターゲットにバレやすい
道が空いている場合は、見失わずに尾行することは比較的容易ですが、ターゲットに怪しまれてバレるリスクが高いです。
万が一に備えて、車内であっても変装しておくのがベストです。
交通ルールを無視すると警察に捕まることも
パートナーの車を見失わないようにと必死になって尾行していると、ついつい信号無視したり、スピードオーバーになったり、停車禁止の場所に停めてしまったりすることもあるでしょう。
それを警察に見られれば当然捕まります。
警察に捕まってしまったら、ターゲットの車を見失い尾行を諦めざるを得ないですし、罰金などのペナルティも食らってしまいます。
車で尾行する際は、無理をせず交通ルールを守れる範囲で行いましょう。
交通事故を起こしやすい
尾行に集中しすぎて、スピードオーバーになったり、信号無視をしたりした場合、警察に捕まるのはもちろんのこと、交通事故につながることもあります。
ターゲットの車ばかりに目を奪われて、他の車の動きに気が付かず接触事故を起こしたり、歩行者に気が付かず引いてしまったりするリスクもあります。
車で尾行するときは安全第一で事故は絶対に起こさないようにしてください。
素人とプロの探偵では尾行にどんな差があるの?
ここまでの説明で、尾行は素人ではかなり難しいことはおわかりいただけたと思いますが、ではプロの探偵の尾行は素人と何が違うのでしょうか。
複数人で尾行するためバレにくい
プロの探偵の場合、1人で調査することはありません。
必ず2~3名、ケースによっては4人以上で尾行することもあるくらい、バレないために人員を動員しています。
それぞれが配置につき連携を取って尾行しているため、よほどのことがない限りターゲットに怪しまれることはありません。
尾行そのもののスキルが違う
探偵は尾行のための訓練を重ねているため、そもそものスキルが違います。
プロの料理人と普通の人では包丁の使い方ひとつとっても全然違うのと同じことです。
いかに相手にバレずに見失わないように尾行できるのかという訓練を日々行っているため、プロならではの浮気調査ができるのです。
尾行と同時に証拠撮影もできる
尾行は浮気の証拠写真、動画を撮影するために行うものなので、ただ見失わずに後をつければいいというものではありません。
プロの探偵は、尾行しながらしっかりと証拠写真の撮影もできるのです。素人だと、尾行するのが精一杯で証拠となる決定的瞬間を撮影するのはかなりハードルが高いでしょう。
ターゲットが予想外に行動しても反射的に対処できる
尾行の調査中にターゲットが予想外の動きをすることはけっこうあります。
・徒歩と電車だけの移動だと思っていたのに、いきなりタクシーに乗った
・車の運転が荒くてついていけない
・お店でエレベーターに乗る
など、尾行を続行することが困難になる場面も多々あります。
そんなときに、プロの探偵であれば、瞬時に次の行動を考え、反射的に対処することができるのです。
これを、訓練を受けていない素人がやろうとするのはバレるリスクが高いです。
撮影機材がプロ仕様
尾行中に撮影する証拠写真ですが、プロの探偵の場合、使っている機材も違います。
暗闇であってもしっかりとターゲットの顔を映し出せる撮影機材を使っているので、
「せっかく撮ったのに顔がはっきり写ってない!!」
というミスもありません。
普通のデジタルカメラやスマートフォンのカメラだと限界があると思います。
まとめ|浮気調査のための尾行はプロの探偵に任せるのがベスト
今回は、自分で尾行するときのコツや注意点をご紹介してきましたが、一番のアドバイスとしては、浮気調査を成功させたいのであれば、探偵に任せるほうがいい、ということです。
最後の章でもお伝えしたように、プロの探偵は尾行スキルも調査に動員される人数も使っている撮影機材も素人とは全く違います。
自分で尾行してバレるリスクを冒すよりは、探偵に浮気調査を任せるほうが安全でしょう。
どんな浮気調査をしているのか、どんな機材を使っているのか探偵に直接聞きたい方は、当事務所の無料相談をご利用いただければ直接お答えしますので、興味のある方はぜひご相談くださいね。