GPS発見器のオススメ5選|発見器以外でGPSを確実に発見する方法

もし、何者かによって知らない間にGPSが仕掛けられていてあなたの行動が犯人に筒抜けになっているとしたら・・・とても怖いですよね。
当事務所にも、「GPSが仕掛けられているような気がするので調べてほしい」「自分の行動が妻にすべて筒抜けになっていて怖い」というご相談やご依頼がとても多くなっています。
現在は、GPSの種類も増えてきていますし、インターネットの普及で誰でも簡単に高性能のGPSを入手できてしまうので、GPSが仕掛けられるという被害は誰にでも起こりえることと言えるでしょう。
そこで今回は、仕掛けられたGPSを発見するための発見器の選び方や、お勧めのGPS発見器を厳選してお伝えしていきます。
さらに、GPS発見器で発見できなかった場合、どのように確実に見つけていくのかについても詳しくお伝えしていきます。
Contents
誰でもGPSを仕掛けられている可能性はある
GPSは「ターゲットの位置情報を取得する」という目的で設置されますので、もしあなたの車や持ち物にGPSが仕掛けられていた場合、あなたが今どこにいるのか、今日一日どこに行っていたのかということが仕掛けた相手にすべて知られてしまうということです。
そして、位置情報を取得するためのGPSはストーカーや交際相手、配偶者によって仕掛けられる被害が増えています。
最近のGPSは見た目も恐ろしいほど進化していて、素人ではパッと見ただけではそれが「GPSだ」とすぐには分からないほど精密に作られています。しかもそれがAmazonや楽天などの通販サイトで簡単に購入できてしまうのです。
また、交際相手や配偶者の場合、あなたの持ち物や車にGPSを仕掛けることはそれほど難しいことではないので、いつ仕掛けたかもわかりませんし、普段それほど警戒していないと思いますので、GPSの存在に気づくのはなかなか難しいですよね。
「なぜ、自分の今日の行動を全部妻が知っているのだろう」と不審に思っても、すぐに「GPSが仕掛けられているんだ!」とはなかなかならないと思います。
しかし、実際には浮気や不倫の証拠や家庭内トラブルの証拠を集める目的として、GPSが仕掛けられているケースが急増しています。
そのため、ご自身で心当たりがある場合、GPSが仕掛けられている可能性は十分に考えられますので、出来るだけ早めにGPSを発見するための対応を取ることをお勧めします。
その際、手っ取り早い方法として、GPS発見器を使うという方法がありますので、お勧めのGPS発見器やGPS発見器の選び方について後ほどお伝えしていきます。
ただ、GPS発見器だけではなかなか自力では見つけることができないことも少なくありませんので、その場合はGPS発見を専門としているプロに調査を依頼することをお勧めします。
GPS発見器では発見できないGPSもある!?
今回の記事は、GPSを発見するための発見器の選び方やお勧めの発見器をご紹介するという趣旨ですが、そもそもGPS発見器ではどう頑張っても見つけられることができないGPSの種類もあります。
まずは、そのGPSの種類について詳しく見ていきましょう。
GPSの2つの種類
GPSには大きく分けて2つの種類があります。「GPSロガー」と「GPS発信機」の2つです。それぞれについて概要を見ていきましょう。
・「GPSロガー」とは
衛星情報をもとにターゲットの位置情報を本体に記録保存するタイプのGPSです。「GPS発信機」に比べてとても小型のタイプもあり、鞄やポケットなどに忍ばせても発見されにくいというメリットがあります。
ただし、記録された位置情報を確認するためには本体を回収して、スマホやパソコンに接続しなければならないため、GPSの現在地をリアルタイムで確認することはできないタイプのものです。
・「GPS発信機」とは
衛星情報をもとに、携帯電話の電波網を介してターゲットの位置情報をスマホやパソコンでリアルタイムに確認できるタイプです。「GPSロガー」に比べてやや大きいので、見つからないように鞄に忍ばせるのは難しいため、このタイプのGPSは車に仕掛けられることが多いです。
GPSの現在地情報はスマホやパソコンで、ほぼリアルタイムに確認できるため、浮気の現場を押さえたいと考えているパートナーが選ぶ可能性の高いタイプと言えるでしょう。
このように、GPSには2つの種類がありますが、市販のGPS発見器では「GPSロガー」のタイプは見つけることはできません。GPSロガーは位置情報を発信せず衛星情報をもとに位置情報を記録していくタイプです。ロガータイプは電波を発しないため、GPS発見器では見つけられないのです。
GPS発見器以外での発見方法とは
GPSロガーのタイプはGPS発見器では発見することが不可能となると、どのように発見すればいいのでしょうか。発見器以外では以下の2つの方法があります。
・目視で見つける
とてもアナログな方法ですが、あやしいと思われる場所を目視で徹底的に探すという方法があり得ます。この方法はお金もかからず、誰でも今すぐに始められる発見方法なので試してみる価値はあるでしょう。
しかし、「GPSって目視で見つかるものなの?」と不安に思ってしまう人も多いでしょう。確かに、探偵などの専門業者が設置したものであれば素人の方が目視で探してもなかなか見つからないかもしれませんが、仕掛けた相手も素人(夫や妻、ストーカーが自分で仕掛けた場合など)であれば見つけることは可能です。
また、設置場所もある程度絞られますので、徹底的に探せば目視でも発見できる場合も少なくありません。
ただし、目視でも見つからなかった場合、そもそも仕掛けられていないのか、それともロガータイプは仕掛けられているけれど発見器でも目視でも見つけることができなかったのか、という判断ができず、不安な気持ちを消すことはできないでしょう。その場合は、次の方法で見つけるのが確実です。
・探偵にGPS発見調査を依頼する
目視以外の方法としては、プロの探偵にGPS発見調査を依頼して見つけてもらうという方法があります。結論から言えば、これが最も確実な方法です。プロの探偵であれば、仕掛けた相手もプロで巧妙に仕掛けられていたとしても確実に発見してもらうことができます。
GPS発見器を使ったけれど見つけられず、不安な気持ちが消えない・・・
目視で見つけられる自身がない・・・
という場合は、GPS発見の専門業者に依頼するのが安心だと言えるでしょう。
参考記事:GPS発見は業者に依頼しよう!安心できる業者選びとプロに任せるメリット
GPS発見器の選び方のコツ
GPS発見器だけでは、なかなか100%確実に発見することはできないということはお伝えしましたが、それでもいきなり探偵に調査を依頼するというのはハードルが高いと感じてしまう方も多いでしょう。
探偵に調査を依頼するかどうかは発見器で見つけられなかった場合に考えたい、という方もいるかもしれません。
そこで、この章では、GPS発見器を選ぶ時のコツについて解説していきます。GPS発見器にもいろいろと種類がありますので、発見器選びの参考にしてみてくださいね。
感知できる電波の範囲や種類で選ぶ
GPS発見器は、感知する電波の範囲や機能によって、大きく2つのタイプに分けられます。ここではそれぞれの特徴を把握しておきましょう。特徴を理解したうえで、自分が選ぶべきタイプかどうかを判断するようにしてください。
・あらゆる電波を感知する「全周波数感知型」
低い周波数から高い周波数まで、あらゆる電波を感知するタイプの見器です。GPSに限らず、電波が発せられている機械に近づけると反応してしまいますので、はっきりと「GPSがここにある!」と発見するのは難しいかもしれません。製品の説明に「1~5,000MHz」など広い周波数帯が明記されていれば全周波数感知型と考えられます。
価格が非常に安いため、手を出しやすいものではあのですが、あらゆる電波に反応してしまうタイプなので、神経質な方は辞めておいたほうがいいでしょう。現在は、至るところにGPS以外の電波が飛び交っていますので、いちいち発見器の反応で一喜一憂していると疲れてしまうと思います。
あまり神経質にならず気休め程度に使ってみるのはいいかもしれませんね。使用する際は、あらかじめある程度仕掛けられている場所の目星をつけておくことが必要です。
・特定の電波を感知する「特定周波数感知型」
一般的なGPSに使用されている特定の周波数帯だけの電波を感知してくれるのが特定周波数感知型の発見器です。製品の説明に明記されている受信周波数帯があまり広くなければ、このタイプと考えていいでしょう。
特定周波数感知型の発見器であれば、無線LANや携帯電話のような他の電波には反応しないため、より精度を高くして発見調査ができます。ただ、他にも該当する電波を発するものもありますので、GPS以外で何に反応している可能性があるかを考えながら使う必要があります。
また、そこまで数は多くありませんが、特定周波数感知型の発見器が感知できる周波数帯にあてはまらない周波数帯を利用したGPSもありますので、その場合は発見するのは困難です。
このように、単純に発見器を使ったからといってすぐに見つけられるというわけではなく、どの電波に反応している可能性があるのかを考えながら仕掛けられたGPSにたどり着かなければいけないのが難しいところなのです。
サイズで選ぶ
GPS発見器には、キーホルダーくらいの小さいものから机の上に置いて使うくらいの大きなものまで、幅広い大きさのものがあります。
小さいものは手軽に持ち歩いてチェックすることができますが、大きいものに比べてやはり機能の点で劣ってしまう部分もあります。逆にサイズの大きいものは、機能の面ではかなり充実していて精度も高くなっていますが、簡単に持ち歩くことが難しいという難点があります。
より確実にGPSを発見するために、サイズの違う2種類の発見器を組み合わせて使用するのもアリかもしれませんね。
その他の機能に注目するのも
GPS発見器って、普段の生活で頻繁に使うものではありませんよね。そのため、GPSを発見するためだけに機器を買うのはもったいないと思ってしまう方も多いと思います。
そのため、GPSを発見する機能以外の機能に注目して選ぶというのも一つの方法です。GPS発見器の中には、防災無線やラジオを聴くことができるものなど、普段から活用できる機能を備えた商品もあります。このような機能がついていれば、いざという時の防災グッズとしても役立てることができて便利ですよね。
普段から使うものではないからこそ、他の機能にも着目するという選び方もいいかもしれません。
お勧めGPS発見器5選
今回は、当事務所が一般の方が使うにあたってお勧めできるGPS発見器を調べてみました。もちろん、市販の発見器なので、発見できるGPSや使い方にも限界があることは確かですが、探偵への調査へのハードルを感じている方は、まずはこちらのGPS発見器を使ってみても良いでしょう。
ここでのお勧めは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど各ECサイトの売れ筋ランキングをもとに、機能を調べて使いやすいものをピックアップしてご紹介しています。
CONYM| K88
値段:6,099円~
感知周波数:1MHz〜8GHz
人工知能AIを使ってGPSを探知するのが特徴の発見器です。同じ電波を5回受信すると、電波探知機能と併用して隠れたGPSや盗聴器を探知してくれるAI機能を搭載しています。
狭い場所や暗いところでの使用に便利な、LEDライトつきのケーブル状磁石発見器がセットになっています。
HUNTER・EYE| ARK-PR-T9000
値段:19,800円~
感知周波数:1MHz〜8GHz
これ1台で、電波感知・磁力発見・光学式レンズ探知の3つの機能を搭載している、まさにさまざまな危険に対応できるオールインワンタイプと言えます。
GPSの発見の他にも盗聴器や盗撮器、ボイスレコーダー、電波を発しないカメラレンズまでも検知してくれます。
バッテリーのもちも良く、約3時間充電すると8~10時間ほどは稼働してくれ、ハンディタイプなので、携帯するにも便利に使えるでしょう。
UYIKOO|K1902
値段:5,880円~
感知周波数:1MHz〜8GHz
こちらの発見器は、自動探知機能を搭載していて、GPSから発信される電波を見つけるとLEDが点灯し、警告音と振動で教えてくれるタイプです。車などにとりつけられたGPSを見つけ出す以外にも、盗聴器や盗撮機器の発見にも役立ちます。
充電式バッテリーなので、満タンに充電すれば電源不要で連続10時間の作業が可能です。
LHY|SC18
値段:6,980円~
感知周波数:1MHz〜8GHz
コンパクトかつスマートなGPS発見器です。車内に仕掛けられたGPSや盗聴器の電波信号などを検出してくれます。また、暗い場所を調べる際に便利な懐中電灯機能も搭載されています。
Honstek
値段:5,880円~
感知周波数:850MHz~5GHz
シンプルな操作性が魅力的なこちらのGPS発見器は持ち運び用にもおすすめの軽量型のタイプです。GPSや盗聴器、隠しカメラの発見のために特別設計された、ワイヤレスブロードバンド信号検出器です。
感度の高・低にわけて周波数を検知できるシンプルな設計になっていて、機器の操作に不安がある方も簡単に使いこなせるでしょう。
まとめ|発見器で見つからなかった場合は業者に依頼するのがベスト
今回は、GPS発見器の選び方やお勧めのGPS発見器についてご紹介してきましたがいかがでしょうか。GPS発見器は、手軽にインターネットなどで購入できますし、最近の物は使い方も簡単になっているので、気軽に試すにはちょうどいいかもしれません。
しかし、今回の記事でもご紹介したように、仕掛けられているGPSのタイプによっては、発見器で見つけることができず、目視や専門的な調査でしか発見できない場合もあります。
仮に発見器を使って見つけることができても、「ほかにも仕掛けられているのではないか」と不安になってしまったり、自力で発見できずに最終的に探偵に依頼したりする方もとても多くいらっしゃいます。
プロの探偵であれば、使う機器も専門機材ですし、調査のノウハウも持ち合わせていますので、より確実にGPSが仕掛けられているかどうかを調べることができます。
もしその場の調査でGPSが見つからなかったとしても、張り込み調査などのほかの調査方法によってGPSが本当に仕掛けられていないかどうかを調べてもらうことができ、本当の意味でも安心を得ることができます。
発見器を買うかどうか迷っている方も、実際に発見器で調査して見つからなかった方も、一度専門の調査会社に相談してみることをお勧めします。