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松本の不倫|夫や妻の不倫が原因で離婚する時に知っておくべき重要事項

離婚する原因の圧倒的トップとなるのは性格の不一致ですが、その次に多いのは異性関係、つまり夫や妻の不倫が原因となっています。

 

夫や妻が不倫した場合、離婚するかしないかは浮気された方が決めることになるかと思いますが、もし離婚すると決心した場合、当然慰謝料請求をして仕返しをしたいと多くの人が考えると思います。

 

離婚した後は、何かと経済的にも大変になりますし、何よりこれまで培ってきた夫婦関係を壊した原因を作っている相手ですから、そう簡単に許すわけにはいかないですよね。離婚するとなれば、法律上他人になるわけですから、徹底的に責任を追及していくべきでしょう。

 

今回は、夫や妻に不倫をされた方が離婚をする際に何をすべきなのか、何を念頭に置いておくべきなのか、慰謝料請求をする方法や相場はどうなっているのかなど、具体的に解説していきます。

 

不倫したパートナーに見切りをつけ、今後の新しい人生を前向きに考えている方にとってお役に立てる記事になれれば幸いです。

 

松本市民の不倫事情|不倫率は何パーセント??

松本にお住まいの方で、パートナーの不倫に悩んでいる方はたくさんいらっしゃると思います。中には「自分だけがこんなに苦しい思いをしているのか・・・」と感じてしまっている方もいらっしゃるでしょう。

 

でも、パートナーの不倫に悩み、離婚を考えている人はあなただけではありません。ここでは、松本市民の不倫率について見ていきましょう。

 

松本の不倫率

松本市民を含め、長野の人たちは男女ともにまじめでしっかり者の人が多いです。現実主義的な人が多く、義理堅く律儀な生き方をしている方が多いため、「松本の人は浮気し無さそう」と思ってしまいがちですが、不思議と不倫率は高く、なんと23.6%とけっこう高いのです。これは、4人に1人が浮気しているという計算になります。

 

全国ランキングで見ると、まさかの9位・・・。

 

当然、パートナーの不倫をきっかけに離婚を考える人も多いため、不倫離婚は決して他人事ではないのです。

 

松本市民必見!相手の不倫によって離婚する際に覚えておくべきこと

パートナーが不倫していることがわかり、離婚を決意するときの心境としては、あまり冷静に考えることが難しい状況だと思います。

 

不倫された悲しさや苦しさ、虚しさで押しつぶされてしまいそうになっているでしょう。

 

しかし、不倫が理由で離婚するとなれば、今後の未来に向けてしっかりと再スタートを切るために覚えておくべきことがありますので、ここで押さえておきましょう。

 

慰謝料請求ができる

パートナーに不倫されたときにまず考えたいのは慰謝料請求についてです。結婚している相手に不倫された場合、自分が受けた精神的苦痛への補償として慰謝料という形で、パートナーやその不倫相手に慰謝料請求することができます。

 

慰謝料請求は離婚する場合でもしない場合でもすることはできますが、不倫が原因で離婚するとなった場合のほうが請求できる金額は高くなる傾向にあります。

 

慰謝料請求をより確実に行うためには、不倫していたという確固たる証拠が必要不可欠です。具体的な証拠としてはパートナーと不倫相手が肉体関係を持っている事がわかるものです。

 

例えば

✓ラブホテルに出入りしていることがわかり二人の顔がはっきり写っている写真

✓宿泊が必要な場所へ二人で旅行していることがわかる写真や領収書

✓不倫相手の家に出入りしていることがわかり二人の顔がはっきり写っている写真

などが挙げられるでしょう。

 

慰謝料金額を上げるためには、不倫が複数回行われたことを証明するために上にあげたような証拠を複数用意しておくことが大切です。

 

ただ、最近はコロナの影響もあって、ラブホテルや不倫相手の家に出入りする際もマスクをしていることが多く、プロの調査員でなければ二人の顔がはっきりとわかる瞬間を捉えることはかなり難しくなっています。

 

慰謝料請求を成功させるためには、自力で証拠を掴もうとするよりもプロの探偵に任せたほうが良いでしょう。

 

離婚の条件を有利にできる

離婚することを決めた場合、慰謝料請求の他にも、

✓財産分与

✓親権

✓養育費

✓面会交流権

などについて決めておくことが必要になります。

 

そして、これら離婚の際の条件は不倫された側に有利になるように決めることができる可能性がかなり高いです。

 

特に、財産分与や養育費に関してはお金が関わってくるところですし、離婚した後に1人で家計を支えていくとなるとどうしてもお金に余裕があったほうがいいので、自分が納得いく条件をしっかりと主張していくことが大切です。

 

離婚の条件を有利に進めるためにも不倫していたという確固たる証拠を押さえることも忘れないようにしてください。

 

話し合った内容は書面に残す

離婚の手続きを進める際、慰謝料請求をするかどうか、慰謝料の金額はいくらにするのか、パートナーだけでなく不倫相手にも請求するのか、支払い方法は分割にするのか、また、財産分与や養育費はどうするのかなどを話し合っていくと思いますが、話し合いで決定した内容は必ず書面に残すようにしましょう。

 

なぜなら、書面に残しておかないと、後から「言った、言わない」の揉め事につながりますし、相手がしらばくれて支払いを逃れようとするケースが非常に多いからです。

 

書面に残す際は、できれば公正証書にしてください。公正証書とは、夫婦の依頼によって、元裁判官や元検事などを長く務めた法律に精通している公証人と呼ばれる人が法律に従って作成する公的な文書のことを言います。

 

そのため、強制執行についての文言(もしも養育費や慰謝料の支払が滞った場合に強制執行をしてもいいとする内容)を取り決めておけば、万が一相手が支払を怠った場合に、裁判をすることなく差押えなどをすることができます。

 

公正証書は各都道府県や主要都市に設置されている公証役場で公証人が作成しますので、離婚条件についての話し合いがまとまったら、近くの公証役場に出向いて、作成を依頼しましょう。

 

相手の不倫で離婚する場合の慰謝料請求方法と相場

相手の不倫が原因で離婚する場合、慰謝料を請求することができるとお話ししましたが、どのようにして請求すればいいのでしょうか。また、どのくらいの金額の慰謝料をもらうことができるのでしょう。

 

慰謝料請求には不倫の証拠が必要

慰謝料請求をより確実に行うためには、まず不倫の証拠を確保する必要があります。証拠がなければ、もしパートナーや不倫相手に不倫の事実を否定された場合、慰謝料裁判で負けてしまう可能性が高いからです。

 

慰謝料請求裁判で使える不倫の証拠としては、肉体関係を持っていたことを証明できるものである必要があります。

 

上記でもお伝えしたように

✓ラブホテルに出入りしていることがわかり二人の顔がはっきり写っている写真

✓宿泊が必要な場所へ二人で旅行していることがわかる写真や領収書

✓不倫相手の家に出入りしていることがわかり二人の顔がはっきり写っている写真

などが証拠として有効です。

 

他にも

✓メールやSNSなどで性交渉があったことを推認できるやりとり

✓パートナーや不倫相手が不倫を認める発言を録音したもの

なども不倫の証拠として認められます。

 

肉体関係があったことを証明する必要があるので、メールやLINEなどで「愛してる」「大好き」とやり取りしているものは証拠になりませんし、手をつないで歩いている写真やキスしているところの写真だけでは肉体関係があったことを証明することはできません。

 

肉体関係があったことを証明する証拠は案外素人では掴むことは難しいのです。相手にバレないように尾行や張り込みを続ける必要がありますので、できればプロの探偵に浮気調査を依頼することをお勧めします。

 

請求は内容証明郵便を利用する

不倫相手に慰謝料請求をする具体的な方法は、書面に請求する内容を明確に書き、内容証明郵便で送付するのが一般的です。

 

内容証明郵便を使うことで、相手も事の重大さに気がつき、請求に応じやすくなります。また、慰謝料請求権には時効があり、不倫の事実および不倫相手を知ったときから3年でというリミットがありますが、内容証明郵便を使うことでその時効をストップさせる効果もあります。

 

不倫したパートナーに慰謝料請求する際も、もし不倫がきっかけで別居している場合は内容証明郵便を使うといいでしょう。時効期間が迫っている場合も、時効をストップさせるという意味で、パートナーと同居していたとしても内容証明郵便を使うといいです。

 

内容証明郵便の書き方には簡単なルールがあり、縦書きであれば【1行20字以内、1枚26行以内】、横書きであれば、【1行20字以内、1枚26行以内】【1行13字以内、1枚40行以内】【1行26字以内、1枚20行以内】などと字数や行数に制限があります。

 

内容証明には、「表題・通知内容・日付・相手の住所氏名・自分の住所氏名」を書いていきます。内容証明郵便は名前の通り郵便局から出すことができますが、すべての郵便局で出せるわけではないので、事前に内容証明郵便を取り扱っているかどうかを確認してから行くようにすると良いでしょう。

 

なお、内容証明郵便はご自身でも作成したり出したりすることは可能ですが、慰謝料請求についての内容が書かれているものであれば、弁護士に依頼するほうが安心でしょう。弁護士に依頼した方が、手間がかからず、トラブルも早期に解決する可能性が高くなります。法的に正しい文書として作成してもらえますし、弁護士名義であれば不倫相手に与える印象やインパクトもまったく違ってきます。

 

慰謝料金額の相場

慰謝料を請求するとなれば、いったいいくら請求できるのか気になるところでしょう。不倫の慰謝料に計算基準のようなものはなく、正式な計算式もありません。当事者が合意する限り、金額は自由となっています。

 

ただし、いくらでも請求できるというわけではなく、慰謝料請求の裁判においては、不倫の慰謝料の相場はおおよそ数十万円~300万円程度の範囲内で、さまざまな事情を考慮して決められます。

 

慰謝料の金額は大きく分けて【不倫が原因で離婚する場合】【不倫が原因で別居する場合】【離婚も別居もしない場合】で金額が大きく変わってきます。

 

不倫が原因で離婚する場合の慰謝料は100~300万円程度と言われていて、不倫していた期間や以前にも浮気していたかどうか、子供がいるかどうかなどによって金額が変わってきます。

 

慰謝料請求の相場については、こちらの【浮気した夫と離婚しないけど慰謝料請求したい!慰謝料相場と請求手順】の記事に詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

不倫した相手や不倫相手への慰謝料請求で失敗しないためのポイント

不倫が原因で離婚する場合は、裏切ったパートナーに対しても、家庭を壊した不倫相手に対しても腹の虫がおさまらないと思います。しかし、怒りに任せて暴力や暴言を吐いてしまうと、被害者であるあなたが悪者になってしまいますので、慰謝料という合法的な解決策を選ぶようにしてください。

 

そして、慰謝料請求はより確実に進めていくことがポイントです。ここでは慰謝料請求で失敗しないためのポイントをまとめていますので、必ず頭に入れておいてくださいね。

 

無謀や金額を請求しない

前の章で、慰謝料請求の相場の金額について触れましたが、慰謝料の一般的な相場を無視したような「1000万の慰謝料」などという無謀な額の慰謝料請求は控えたほうが無難です。

 

あなたの怒りを慰謝料の金額で表したい気持ちはとてもわかりますが、あまりにも無謀な金額だと、相手も到底払えませんし、現実味を帯びなくなってしまいます。そして、慰謝料の裁判においてもそのような無謀な金額だと認めてもらえなくなりますので、相場に見合った金額を請求するようにしてください。

 

支払い完了の焦りすぎはNG

話し合いによって慰謝料請求の金額が確定し、支払い方法などについても決まったら、すぐにでも支払いを完了してほしいと思ってしまうものですが、焦りすぎは禁物です。

 

支払いの督促をした結果、慰謝料を支払うつもりでいたはずの相手の態度が変わる可能性がありますので、焦る気持ちは抑えて冷静に対処しましょう。

 

300万ほどの金額を早急に用意できる人ばかりではありませんので、分割払いになってしまったり、支払いが遅れてしまったりということもあるでしょう。

 

はじめは慰謝料の支払いを承諾していたのに、結局支払わなくなってしまうということにならないために、話し合いによって決まったことは必ず公正証書にしておくようにしてください。

 

要求をすべて通そうとしない

離婚する場合、慰謝料請求以外にも、養育費の請求や財産分与のやり方など様々なことについて交渉を進めていかなければなりません。

 

不倫された結果離婚という選択肢を選ぶわけですから、すべてこちらの条件に従ってほしと思ってしまう気持ちはわかりますが、慰謝料請求を成功させるためにはある程度譲歩する心構えも必要です。

 

「この条件だけは譲れない」「慰謝料の金額だけは妥協したくない」という部分だけしっかりと決めておき、それ以外はある程度譲歩することも大事なのです。

 

裁判で使える証拠を取っておく

慰謝料請求を成功させ、できるだけ高額な金額を請求するために最も重要なことは裁判で使える法的根拠の強い証拠をしっかりと押さえておくことです。

 

不倫の証拠がなければ、そもそも慰謝料請求をしても相手にしてもらえない場合もありますし、自力で証拠を取ってもそれが法的根拠のないものであれば、慰謝料請求裁判に負けてしまいます。

 

不倫調査は高度なスキルを必要とする尾行や張り込み調査を行わなければならないので、素人が見よう見まねでやってみても成功率は低くなってしまいます。慰謝料請求を成功させ、こちらに有利な条件で離婚できるようにするためには、きちんとプロの探偵に不倫調査を依頼することをお勧めします。

 

まとめ

パートナーに不倫されているとわかったときは、とても辛い思いをしたでしょう。すべてが嫌になって逃げだしたくなるかもしれません。

 

しかし、悩んでいても問題は解決しませんし、不倫されたことをいつまでも悔やんでも幸せはめぐってきません。

 

大切なのは、不倫された後にどのような行動を起こしていくかです。

 

その一つが、離婚して慰謝料請求をし、第二の人生のスタートを切ることだと言えます。今回の記事が、不倫に悩み離婚するかどうか決めかねている方たちのお役に立てていれば幸いです。

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