小諸市で盗聴器被害が増加中|被害事例と盗聴する犯人の目的

近年、都市の人口が多い少ないに関わらず、盗聴による被害が増加傾向にあります。盗聴とは室内に盗聴器を仕掛けることで、室内での会話などを盗み聞きし情報を入手する行為のことです。
室内の音や会話を聞かれると、生活に関わる様々な情報を盗まれてしまいます。会話の内容から個人情報が盗み聞きされるだけでなく、自宅にいるかどうか不在かどうかも犯人に知られてしまうので、空き巣に入られやすくもなります。
また、盗聴器は小型化が進んでおり、盗聴器を設置されたことに気づかず、自分が知らない間に長期間にわたって盗聴の被害者になってしまい、情報が駄々洩れになってしまっていることも多いようです。
今回は、「住みやすい」「治安が良い」と高評価である長野県の小諸市での盗聴被害について詳しく見ていきたいと思います。盗聴被害のよくある事例や盗聴する犯人の主な目的、そして盗聴されているかもしれないときにやってはいけない行動についてもお伝えしていきます。
Contents
小諸市ってどんなところ?治安は良い?
まずは小諸市について見ていきましょう。
小諸市は長野県の東信地域に位置していて、北に浅間山、南西部に千曲川が流れる自然豊かな地域です。人口は4万人ほどで隣接している佐久市の半分に満たないほどの人口なので、都会から来た人は人が少なく自然も豊かで住みやすいところだなと感じるでしょう。
また、小諸市は「コンパクトシティ構想」による再開発をしているので、暮らしやすいまちづくりが進んでいるため移住希望者も増えてきているようです。
暮らしやすさの一方で、小諸市は周辺の市町村に比べて、坪単価が低い傾向にあるため、土地が安く買えるのも移住や引っ越しの大きなメリットですよね。
ただ、小諸市の再開発は中心部に留まっていて、まだまだ娯楽施設もあまりないので遊ぶ場所があまりないという意見もあります。娯楽施設がないとストレスの発散場所がないため、職場やご近所の人とトラブルになってしまったときに、トラブルが大きくなりやすいというデメリットもあります。
盗聴器が発見される場所第一位は「一般家庭」
盗聴器というと、大きな企業や秘密機関などに大掛かりなものが仕掛けられ、企業の機密情報が盗み取られる大規模な被害のイメージを持っている人も多いかもしれません。
確かにそのような被害もあるにはあるのですが、最近の盗聴器はコンパクトなものが多くなっていて、さまざまな場所に容易に設置できるようになっています。そのため、盗聴器が発見されることが多い場所に変化が出ています。
最近行われた調査によると、盗聴器が発見されやすい場所のランキングは以下のようになっています。
1位:一般家庭(33%)
2位:ホテル(20%)
3位:オフィス(9%)
4位:風俗店(4%)
5位:飲食店(3%)
これら5位までで全体の約7割を占めています。そして1位の一般家庭は全体の約3割に相当します。これってかなり一般家庭での盗聴被害が多いということですよね。
なお、1位と3位以外は公共施設のため、犯人の目的は特定の個人や組織を狙ったものではなく、自身の好奇心を満たすためであったり、盗聴内容を売ることを目的としていたりすることが多いです。
盗聴器を設置する犯人の目的はなに?
盗聴されている被害者からすると、「なんでうちに盗聴器なんて仕掛けたの?!」と不思議に思うかもしれません。盗聴器を設置した犯人は何が目的なのでしょうか。
最も多いのはストーカー目的
盗聴器を仕掛ける目的の中で、近年増加傾向にあるのがストーカー目的によるケースです。もともとストーカー被害に遭っていてストーカー行為の一環として盗聴器を仕掛けられることもありますし、最初に興味本位で盗聴器を仕掛けられ、盗聴していくうちにターゲットにさらなる興味を持ち、ストーカー行為に発展するという事件もあるので、警察でも注意喚起がなされています。
よくあるストーカー目的の盗聴被害の例としては、アイドルや有名ユーチューバー、有名インスタグラマーのファンが相手の持ち物や家に盗聴器を仕掛けて、相手の行動を把握するために利用するなどがあります。
ストーカーはその人の全てを知りたいという欲求が強く、盗聴器から聞こえてくる内容すべてに耳を澄ませています。そして、盗聴すればするほど、「もっと知りたい」「もっと近づきたい」とエスカレートしてしまう傾向が強いです。
また、盗聴器を仕掛けるようなストーカー目的の人は、自分がストーカーであるという自覚が無い、悪いことをしている自覚が無いという心理を持っていることが多いです。その結果、はじめは盗聴しているだけだったのが、相手がそれを嫌がっている様子なのがわかると傷害や最悪の場合殺人などの犯罪まで発展してしまうこともあるのです。
盗聴器の予防に加えて防犯対策の見直しも必要となりますし、YouTubeやInstagramで目立っている方はストーカー目的で盗聴器を仕掛けられるリスクが高いということも自覚して十分に対策を取っておくことをお勧めします。
最近増えているのは「電子盗聴」
ストーカー目的の盗聴の次に多いのが金銭を盗むための情報を得る目的です。
最近増加している盗聴被害では、電子盗聴といってパソコンなどの電子機器を利用した盗聴方法です。この盗聴ではインターネットショッピングで使用されたクレジットカードの番号や暗証番号が盗まれるといった被害が考えられます。クレジットカード番号や暗証番号が盗まれるため、被害額も大きくなりやすく、ニュースでも大きく取り上げられることがあります。
また、最近では使い捨ての携帯電話が盗聴器として利用されるケースも増えてきています。使い捨ての携帯電話をターゲットの自宅や車に隠し、隠した携帯電話に電話をかけることで通話先の音を盗聴することができるのです。携帯電話を使った盗聴なので遠距離でも盗聴可能というのが特徴です。
携帯電話による盗聴は発見するのがかなり困難なので、探偵などのプロに調査を依頼するしか対策がありません。
小諸市で盗聴器に関するよくある相談事例
「小諸市は治安がいいから盗聴被害とは無縁・・・・」と思っている人もいらっしゃると思いますが、盗聴器がコンパクトになり仕掛けるのが簡単になっているため、盗聴被害はどの家庭でも起こりうるものとなっています。
ここでは、小諸市に住む方から実際にあった盗聴器に関する相談事例を一部ご紹介していきます。
空き巣に入られたのに何も盗られていない
空き巣に入られた痕跡はあるのに、なぜか何も盗まれていない。お金になりそうなものはそれほど探さなくてもあるはずなのに、何も盗られていないとなると、逆に不安になりますよね。
何も盗まないのに何のために家に侵入したのか・・・。その目的は家の中の様子を見に来ているだけのケースもありますが、盗聴器を仕掛ける目的で侵入しているケースが多いです。
近所や職場で嫌がらせをされ始めてから違和感がある
騒音や異臭、ペットのマナーなどがきっかけでご近所トラブルになることもありますよね。ただ、ご近所トラブルになってから常に監視されているような気分になったり、家族以外誰にも話していないことを周りの人が知っていたりすると盗聴器が家に仕掛けられている可能性が高いです。
また、職場での人間関係のもつれから盗聴器を仕掛けられることもあります。個人的な感情から職場にいる1人があなたを狙って嫌がらせ目的で盗聴器を仕掛けることもありますし、リストラ目的での会社ぐるみの嫌がらせとして盗聴器を仕掛けるなどいろんなパターンかあります。
引っ越したばかりのころから自分の周囲に異変が
盗聴器が仕掛けられていることに気づきにくいケースとして、前の住人や大家さん、引っ越しの際に出入りしている業者が盗聴器を仕掛けるケースもあります。
次にその部屋に誰が住むのかわからずに仕掛けていることも多いため、愉快犯で好奇心から仕掛けているだけのことが多く、ストーカー性は低いのですが、盗聴していくうちに後にストーカーになっていくケースも少なくありませんので盗聴されているかどうかを引っ越し直後からしっかりと調べておくことは大切です。
小諸市の自宅で盗聴されている!?被害者がやってはいけない行動
生活していて「もしかして、盗聴されているかもしれない」と気が付くこともあると思います。断言はできなくても「なんとなくおかしい」ということは直感でわかることも多いです。
盗聴されている可能性がある場合はできるだけ早くプロに盗聴器発見調査を依頼することが一番ですが、被害者が絶対にやってはいけない行動があるので、まずはそちらを確認しましょう。
以下の行動は犯人を触発してあなたが危険な目に遭う確率を上げてしまうので絶対に辞めてくださいね。
【盗聴されている可能性があるときのNG行動】
・自分で盗聴されている証拠を集めたり加害者の調査を行ったりする
・今までの生活スタイルを急に変える
・盗聴器 盗撮器が仕掛けられている可能性がある場所で探偵に調査依頼の電話をする
・自分で盗聴器を見つけて自分で取り外す
・盗聴されている可能性がある場所で犯人を威嚇する言動や行動をとる
・盗聴されている可能性がある場所で個人情報に繋がる内容の会話をする
まとめ
普段通りの生活をしているはずなのに、なぜか違和感がある・・・
誰かに見張られている気がする・・・
などと感じたら、まずは、盗聴被害を専門にしている探偵に相談することが大切です。
探偵事務所では盗聴被害の実態調査や盗聴器発見調査を行ってくれるのはもちろんですが、犯人の特定調査や、調査が終わった後のサポートもしてくれるところが多いです。
盗聴器が仕掛けられる前の本来の生活を取り戻すまで、しっかりとサポートしてくれますので、あなたが信頼できる探偵を見つけてみてください。